ドッグフードを選ぶ際に知っておきたい!犬に必要な栄養素

スコップですくったドッグフード

私たち人間は栄養を気にしながら食事を取っていますが、愛犬に対しても栄養を気にした食事を与えたいと考えている人は多いのではないでしょうか。

ですが、人間と同じ栄養素で良いのか、違う場合はどんな栄養素が必要なのかなど犬に必要な栄養素が分からないという人も少なくないと思います。

そこで今回は、犬に必要な栄養素をご紹介します!

犬が必要とする栄養素の正しい知識を身に付けて、身体に優しいドッグフード選びができるようにしましょう!

犬に必要な栄養素

犬に必要な栄養素は人間が必要とする栄養素とほとんど同じです。

ですが、人間とは必要な割合が少し違うので、食事をあげる際は人間と同じで大丈夫と思わないように気を付けて下さいね。

タンパク質

タンパク質は活動するのに必要なエネルギーとなる成分です。

環境省によると人間は1日の摂取量の20%弱のタンパク質を摂取すればいいですが、犬は25%程度のタンパク質を取ることを推奨されています。

タンパク質が不足してしまうと筋肉量の減少、貧血、被毛などが起こる可能性があるので注意が必要です。

逆に過剰摂取しすぎると、肥満、肝臓疾患、心臓疾患などのリスクが高まるので気を付けたいところです。

ほとんどのドッグフードには最低量のタンパク質が含まれているので適量であれば不足することはないと言えるでしょう。

脂肪

脂肪はタンパク質よりも効率の良いエネルギー源です。

脂肪が不足しすぎると脱毛や皮膚の乾燥などを引き起こしてしまいます。

逆に過剰摂取しすぎると、肥満になって肝臓疾患のリスクが高まります。

こちらもタンパク質同様にほとんどのドッグフードに最低量の脂肪が含まれているので、別の食べ物で補わなくても最低量は摂取できていると言えるでしょう。

炭水化物

タンパク質、脂質と同じく体を動かすのに必要なエネルギー源です。

環境省によると人間は1日の摂取量の65%ほどを炭水化物で占めることが目標とされていますが、犬の場合は60%ほどと人間より炭水化物を摂取しなくても問題ありません。

犬は炭水化物を摂取しなくても問題ありませんが、適量のタンパク質と脂質だけではカロリーが不足することがあるので、炭水化物で補ってあげるということになります。

ビタミン

ビタミンは生きるために必要な機能を円滑にするために必要な栄養素です。

ビタミンが欠乏していると眼病、発育不振、神経障害を引き起こす可能性があります。

逆に過剰摂取しすぎると食欲不振、嘔吐・下痢などを引き起こしてしまうので注意が必要です。

ミネラル

ミネラルは歯や骨の形成、臓器を円滑に働かせるのに必要な栄養素です。

ミネラルが不足していると歯や骨がもろくなり、臓器が円滑に働かなくなる可能性があります。

逆に過剰摂取しすぎると心臓疾患、尿石症などを引き起こす可能性もあるので、あげすぎにも注意してください。

水分

人間にも必要ですが、犬にも水分が必要です。

水分が不足してしまうと、心臓に負荷がかかり心臓疾患になる恐れがあるので、こまめに水分をあげてくださいね。

まとめ

犬に必要な栄養素をご紹介しましたが、ドッグフードには必要最低量の栄養素が全て含まれているので、ドッグフードをあげることでバランスの取れた食事ができているということになります。

ドッグフードではなく、自分で作った料理を愛犬に上げるという人は、栄養バランスに気を付けながらあげてくださいね。

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