人は1日に朝・昼・晩の3回に分けて食事することが推奨とされていますが、犬の場合は1日何回に分けて食べればいいかご存じでしょうか。
今回は、犬の食事回数について解説していきます!
愛犬にご飯をあげすぎなのかもしれないと不安に感じている人や適切な回数を知りたいという人は是非参考にしてみて下さい!
年齢によって食事の回数が異なる
子犬は成犬ほど消化吸収が上手くできないので、成犬と同じ量を一度にあげても食べることができません。
シニア犬になると、老化により成犬よりも消化器系が弱くなっているので、同じく成犬と同じ量をあげても一度に食べきることができません。
このように年齢によって一度に消化できる量が違うので年齢ごとに食事をあげる回数を変える必要があるのです。
子犬
先ほどもお伝えしましたが、生後6か月頃までの子犬は消化吸収が上手くできないので、少量のご飯を分けてあげる必要があります。
一度にたくさんの量をあげすぎると消化不良が原因で吐いたり下痢を起こすこともあります。
消化不良にならないためにも1日に摂取すべき量を3~4回に分けてあげることをおすすめします。
成犬
成犬は子犬と比べて消化器系が発達しているので、子犬よりも一度にあげる量を増やしても問題ありません。
また、1日に必要な摂取量を守れば食事の回数は朝と夕方の2回に分けるのがベストでしょう。
人間と同じように1日3回食事をあげたいという人は、1日に必要な摂取量を守れば3回に分けても問題ないので、必ず2回に分けないといけないと過剰になりすぎる必要はありませんよ。
シニア犬
小型・中型犬は8歳頃、大型犬は7歳頃のシニア犬になると老化により成犬よりも消化器系のはたらきが低下します。
なので、成犬のように1日に必要な摂取量を2回に分けてあげても一度に全部食べ切れる体力がないなんてことも。
このような場合は、子犬と同じように1日3~4回に分けてあげることで解消されると思います。
解消されない場合、1日に必要な栄養が足りなくなる恐れがあるので、シニア用のドッグフードに切り替えて、最低限の栄養が摂取できるように工夫をしてみてください。
まとめ
食事の回数は犬の消化器系のはたらきから年齢によって変える必要があります。
シニア犬のように1日2回だと食べなくなってきていたら3~4回に変えればいいと判断がしやすいですが、子犬の場合は2回に変えたことで吐いたり、下痢を起こしたらどうしようと思う飼い主も多いと思います。
そんな時は生後6か月を機に動物病院などで判断してもらうのが良いかもしれませんね。
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