1日どれくらいのドッグフードをあげればいいの?

ドッグフードをあげるか悩む女性

みなさんは愛犬に1日どれくらいの量のドッグフードをあげていますか?

ドッグフードに書かれた適正量をあげているという人や、食べるだけあげているという人、自分で作ったものをあげているから感覚であげているという人など様々だと思います。

ですが、1日に必要な摂取量はドッグフードに書かれていますが、犬種や大きさによって異なるので一概にこの量とは言い切れないのが事実です。

この記事では1日どれくらいのドッグフードをあげるのが適切なのかについて解説していきます!

愛犬を健康を考えて適正量を知りたいという人は是非参考にしてみて下さい!

1日に必要な食事量

1日に必要な食事量は計算で求めることができます。

計算式は以下の通りです。

一日に必要な食事量(g)=
{(体重(kg)の0.75乗×70)×活動係数}÷ドッグフード100gあたりのカロリー×100

になります。

式だけ見るとなかなか難しい計算ですが、電卓を使うと簡単に求められるので解説していきますね♪

適正量の計算方法

体重20kgの成犬(去勢・避妊をしていない)が300lcal/100gのドッグフードを食べる場合を例として計算していきます。

① 体重(kg)の0.75乗×70を電卓で計算すると、
20(kg)→「×」→20(kg)→「×」→20(kg)→「=」→「√」→「√」→「×」→「70」→「=」を押すと662と求められます。(小数点以下は省略しています。)
※iPhoneの電卓を使う場合は画面を横向きにして、「√」のボタンがないので「2√x」のボタンに置き換えると計算ができます。

② ①で求めた662×活動係数をする。
活動係数は以下の通りです。

状態 活動係数
~3ヶ月頃まで 3.0
4~9か月頃まで 2.5
10か月~1歳ころまで 2.0
成犬(去勢・避妊なし) 1.8
去勢・避妊している 1.6
シニア犬(去勢・避妊なし) 1.4
シニア犬(去勢・避妊) 1.2
肥満気味 1.4
ダイエット中 1.0
ケガや病気をしている 0.8~1.0
妊娠前期 2.0
妊娠後期 3.0
授乳期 4.0~8.0

ここから662×1.8(活動係数)=1,191と求められます。

③ ②で求めた1,191÷300(100gあたりのカロリー)×100をする。

これで出た答えが397と出るので、この犬が1日に必要な量は397gになります。

1日3回に分ける場合は1回132g、1日2回に分ける場合は198.5gになります。

まとめ

1日にあげる適量のドッグフードはどれくらいなのか、計算方法とともに紹介しましたが、あくまでもこの量は目安と考えて頂ければと思います。

例えば、いつも以上に遊んであげた場合はカロリーを消費しているので、適正量よりも多めにあげる必要がありますし、いつもよりも動いていない場合は適正量よりも減らしてあげる必要があります。

愛犬にとって適量のドッグフードをあげて健康的に育ててくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です