愛犬の目の下の毛が赤茶色っぽくなる「涙やけ」は何が原因なのかご存じでしょうか?
実は涙が目からこぼれて、目の下の毛につき乾燥することが原因なんです。
犬の涙は鼻涙管(びるいかん)というところを通って鼻の方に流れていくので、目からこぼれ落ちるということはほとんどありません。
この涙やけは病気なのか、ドッグフードにあるのかなど原因が分からないという飼い主もたくさんいると思います。
そこで、この記事では涙やけの原因はドッグフードに関係しているのかを解説していきます!
涙やけに悩まされている方や涙やけを未然に防ぎたいと思っている人は是非参考にしてみて下さい!
涙やけの原因
涙やけの原因はドッグフードにあるのかどうかの前に、涙やけが起こる原因を説明していきます。
鼻涙管(びるいかん)に問題あり
涙がこぼれ落ちるのは鼻涙管が細い病気になっているか、鼻の炎症で鼻涙管が細くなっているかが第一に考えられます。
この場合は、獣医に一度見てもらうことで解決することが多いです。
他にも、消化不良を起こして老廃物をため込んでしまうと鼻涙管が詰まることがあるので、病気でない場合は老廃物をため込んでいる可能性もあると考えられます。
アレルギー
鼻涙管に問題が無くても食べ物のアレルギーで涙の量が多くなってしまうと、目から涙がこぼれてしまいます。
人もアレルギー反応を起こすと涙が出ることもあるので、それと同じと考えて頂ければ分かりやすいと思います。
目にゴミが入った
目にゴミが入った場合も涙の量が増えてこぼれることがあります。
犬は目の周りに毛がたくさん生えているので、まつげなどが入りやすいです。
涙の量が多い場合は、角膜が傷ついている可能性も考えられます。
涙やけはドッグフードに関係ある?
涙やけの原因はドッグフードに関係あるのかというと、必ず関係するとは言い切れませんが、関係している場合もあるということです。
先天的に鼻涙管が細い病気であれば、ドッグフードは関係ないですし、突然涙が出てきたのであれば、消化不良を起こしているかアレルギーと考えられるのでドッグフードが関係しているということになります。
涙やけの対策法
ドッグフードが原因で涙やけを起こした場合は、消化不良を起こしやすい「穀物を使っていない」グルテンフリーのドッグフードに変えるか、老廃物をため込まないように食物繊維が多く含まれているドッグフードを選ぶことで涙やけの対策をすることができます。
まとめ
涙やけは必ずしもドッグフードが原因で起こるとは言い切れません。
ドッグフードが原因だと思っていても、実は鼻涙管を詰まらせる病気だったなんてことも。
「涙やけが起きたから無添加やグルテンフリーのドッグフードを変えなきゃ!」と安易に考えてしまうと愛犬にとってベストな選択ではないかもしれないので、涙やけに悩まされたら獣医に相談することをおすすめします。
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